パルナスの世界

ぱるなす・の・せかい



朗読日本文学大系 近代文学編
書斎は、私の文学館。
豪華俳優陣が一字一句もらさず、全作品を完全朗読。
鴎外、漱石から太宰まで日本近代文学の潮流を辿る“聴く文学大系”
文学史に燦然と輝く17人の大家の厳選された名作30作品を豪華な顔ぶれの俳優陣が一字一句もらさず、全作品完全朗読します。情感豊かな美しい日本語の芸術にひたるひととき、新しい知的感動の世界が大きくひろがります。
★朗読CDで聴く感動
鴎外、露伴らに端を発する近代文学の黎明期から、川端、太宰らの昭和文学まで、それぞれの時代と向き合ってきた文豪17人の厳選30作を手練れの名優陣の完璧で美しい日本語で堪能できます。
★解説CDで識る歓び
朗読CDを聴いたあとにぜひ、この解説CDをお聴きください。日本文学研究の泰斗、紅野敏郎師のわかりやすい解説で作家、作品から時代背景まで理解がさらに深まります。
★別冊読本で読む愉しみ
作家のプロフィール、豊富な図版、著名人の作品・作家にまつわるエッセイなどを満載した読み応え充分の別冊読本です。解説CDによる知識を文字で補い近代日本文学の潮流を系統立てて把握できます。

CD版 朗読「近代文学傑作選集―小説・随筆編―」
選りすぐった近代の文豪達の傑作。
日本を代表する俳優たちの語りでその世界が味わい深く甦る!
近代文学史の中でも名作中の名作といえる小説・随筆を厳選し、語りの名手たちが朗読したCD37枚。


向田邦子朗読・講演<全5巻>
家族の愛、夫婦、男と女…… 向田邦子が描いた珠玉の短編を豪華女優陣が語る
多くの人々に愛され、駆け足で人生を走り終えてしまった向田邦子。昭和の香り漂うその代表的名作を、朗読の名手といわれる女優たちが語った4巻。併せて、講演嫌いだった向田さんが唯一遺した貴重な講演1巻を加えたCD集全5巻。

向田邦子 作品集BOX
今回の特別企画では、向田邦子さんの昭和55年、第83回直木賞受賞作となった短編集「思い出トランプ」の13作品が余すことなく朗読作品として収められています。
また、今なお人気の高い「隣りの女」から2作品、「あ・うん」から1作品、「父の詫び状」から4作品、そして遺作となった「男どき女どき」の4作品を網羅し、全24作品をCD14枚に収録いたしました。
もちろんカットなしの完全朗読を、NHKで優秀なラジオドラマを数多く手がけてきた斎明寺以玖子さんの演出が随所に光る、素晴らしい仕上がりとなっています。岸田今日子さんの味わい深い朗読で、新たな生命を吹き込まれた、向田邦子さんの24作品を是非お楽しみ下さい。


いつか見た風景 画家 谷内六郎の四季 DVD-BOX
めぐる季節を子どもの眼を通して描いた画家・谷内六郎。1300余点に及ぶ作品の中から、四季と夢の世界を朗読と音楽でつづるDVD。非売品の特製ポストカード付き。
雑誌「週刊新潮」の表紙を長い間描いた画家として知られる谷内六郎の作品を回顧します。他界して30年以上経つが、未だに多くのファンから支持されている谷内六郎の作品を紹介しながら、その人生に迫りました。
【語り】 岸本加世子 【朗読 】池田武志

半藤一利「完全版昭和史」
半藤一利のベストセラーの語り下ろし講義が完全ノーカット版で登場!
迷走する現在の日本の明日を考えるための必修講義!
歴史とは、私たちの父祖がいかなる国家観や世界観をもって生きたか、何を目指したか、何を改革しようとしたか、何に殉じようとしたのか、そうした物語なのである。
そして歴史とは、現在の延長線上にたしかにあるものだ。

半藤一利 「完全版 幕末史」講義
活躍したのは龍馬ひとりではなかった・・・。
現在の「日本の憂鬱」以上の「五里霧中」が、ほんの150年前に日本を取り巻いていた。
列強が虎視眈々と狙うカオスの中で、いつ、誰が、どんな風に日本を日本たらしめたのか?
これまでの幕末史観に、あえて朝敵といわれた東国方からの視点をも加えることで、歴史はいよいよ立体的なダイナミズムを備える。
半藤一利氏による大河講義が、幕末史を知っている人にも、知らなかった人にも、過去の大転換期を知り、今の日本を考える上で貴重な視点を提供する「幕末史」。ベストセラーの語り下ろし講義が、完全ノーカット版CD全集でついに登場!
講演収録:慶應丸の内シティキャンパス(2008年3月〜7月)
【半藤氏写真撮影:飯窪敏彦】

CD 悠里のグッドグッド・ミュージック 大沢悠里のゆうゆうワイド
■100曲収録!
■TBSラジオの人気長寿番組「大沢悠里のゆうゆうワイド」の音楽コーナー 「悠里のグッドグッド・ミュージック」の名を冠したCD BOXが発売。大沢悠里監修、収録曲全曲が、このコーナーを中心に、今まで番組でオンエアされて人気の高かった楽曲で構成されています。時代を超えて今でも生き続ける、オールディーズ イージーリスニングの名曲の数々をご堪能下さい。

DVD 成功する 感動の校内合唱コンクールのすべて

三曲合奏大全集
◆生田流(CD25枚セット)歌詞カード・ケース付
◆山田流(CD17枚セット)歌詞カード・ケース付

この『三曲合奏大全集CD版』は、既刊のカセット版『三曲合奏大全集(正・続)』を再構成し、デジタルCD化したものです。
注目商品です。



CD 小沢昭一の日本の放浪芸
完全復刻版。
後世に手渡す道の芸街の芸。
二十世紀ドキュメント・レコードの金字塔。

@CD「日本の放浪芸」 小沢昭一が訪ねた道の芸・街の芸
ひとりの俳優が「芸」のふるさとを求めて足と情熱で蒐めた記録!
一年有余にわたる日本縦断現地録音!
昭和46年度日本レコード大賞企画賞受賞

ACD「又日本の放浪芸」 小沢昭一が訪ねた渡世(てきや)芸術
かって芸能を育んだ香具師の世界にいまなお残る芸の血筋を追求して!
日本縦断現地ステレオ録音!
昭和48年度芸術選奨受賞

BCD「また又日本の放浪芸」小沢昭一が訪ねた旅僧たちの説法 節談説教
小沢昭一がまた又訪ねた日本のフシと語りのふるさと新発見!
落語、講義、浪花節・・・・話芸の源流を寺院の説教にさぐる
CCD小沢昭一が訪ねた「能登の節談説教」
小沢昭一・シリーズ秘蔵の3作品の中の「能登の節談説教」
貴重な未発表音源をCD化!
今なお命脈を保つ放浪の至芸を、現地デジタル収録した圧巻の一枚!
DDVD 小沢 昭一の「新日本の放浪芸」〜訪ねて韓国・インドまで
放浪芸シリーズの金字塔!
唯一の映像作品を待望のDVD化!
1986年 AVAグランプリビデオ部門優秀作品賞受賞

お客様の声
いつも素晴らしい商品を紹介していただきありがとうございます。
今回の「日本の放浪芸」は最高でした。
一週間かけて聞き終えましたがスゴイ作品です。
これからも良い作品があればどんどんご紹介下さい。本当にありがとうございました。
(栃木県 M・T 様)

先週、実家の両親と、南紀方面に旅行に行って来ました。観光地を数箇所回りましたが、母親の「道成寺の絵解き説法を聞きたい」との希望で、和歌山県の道成寺にも寄りました。若いお坊さんの説法でしたが、それは楽しいお話でした。
旅行から帰った晩、道成寺の絵解き説法に関してネットで検索してて、御社からDVDが出ている事を知りました。こんな時、ネットは便利です。
「もう1度見てみたい」と思い、自分のと母親の分の2枚を注文させて頂きました。 届いたDVDを早速拝見しましたが、内容は勿論の事、画像も編集も良くて、大変に満足しております。道成寺で見たのは、丁度1週間前の水曜日でした。
これから実家に行って、母親に渡してきます。
(名古屋市 O・H 様)



CD現代短歌朗読集成
好評発売中!
与謝野晶子、斎藤茂吉、北原白秋から俵万智まで1010首を収録。
現代短歌を代表する歌人52人が、自作を朗読する貴重な肉声を聞ける、
歌人、短歌愛好家はもちろん、日本文学に関心を持つ方々必聴です!!

CD万葉秀歌を旅する
奈良の初瀬・桜井や飛鳥・山の辺の道へ、遠くは、瀬戸内海や大宰府、 そして越の国、信濃、東国まで。万葉人の心を求めて旅し、土地土地で歌われた秀歌を味わう。
各巻のCDでは6〜7首を取り上げ、中西進先生による歌の詠みと解説、その歌が生まれた土地の風土や歴史についての先生の語りを収録しています。テキスト(72頁)には、歌の本文と現代語訳、ことばの解説、詳細な地図、カラー写真などを収載しています。

渡部陽一の世界名作童話劇場 日本篇
独特の話し方で人々を魅了し続ける戦場カメラマン「渡部陽一」がじっくり名作童話・昔話を読み語る。清潔感あるローテンポの語りで「桃太郎」「花咲じいさん」「かぐや姫」「おむすびころりん」を読む。語りつがれてきた素晴らしいお話を聞いて学ぶだけではなく、聞くものを夢の世界へいざなう究極の癒し語りCDの誕生。
幼い子供への教育に最適であり、乳幼児から大人まで高いリラックス効果を期待できます。
また、各お話の場面場面で流れる音楽は、日本のJAZZシーンで活躍し、数多くのアーティストをプロデュースする「青柳誠」が担当。

初回生産限定盤には渡部陽一が自身の体験をもとに、子どもたちに向けて書いたやさしいメッセージ「やりたいこと やってみよう」を収録。

CD 作家が綴る心の手紙 愛を想う 死を想う
「作家の作品」ではなく「作家の手紙」から、「作家の本質」を知る。
明治の文豪から戦後の現代作家まで、総66名、210通余もの手紙を集成し、朗読収録したのが、CD集「作家が綴る心の手紙」です。生き方は手紙に現れる……七転八倒する情炎、死に物狂いの恋、小児的な甘えなど、秘められた心情を吐露した「愛」の手紙。離別も悲哀など「死」を題材とした手紙。時に生々しく心に響いてくるばかりか、先達が遺した人生の指針としても鑑賞できる、名文家と呼ばれた人々の知られざる文学作品「手紙」を堪能ください


金子みすゞ関連

DVD みんなちがって、みんないい 21世紀のまなざし 金子みすゞ
大正末期、すぐれた作品を発表し、西條八十に「若き童謡詩人の中の巨星」とまで賞賛されながら、26歳の若さで世を去った金子みすゞ。
没後その作品は散逸し、幻の童謡詩人として語り継がれるばかりとなりました。
このDVDは、長年の努力により金子みすゞの遺稿集を発掘し、現代にあざやかに蘇らせ、日本のみならず、世界の人々に金子みすゞの宇宙《コスモス》を届けている、金子みすゞ記念館館長の矢崎節夫氏による講演です。

金子みすゞ大全集
幻の童謡詩人といわれ、長い間その作品は明らかにされていなかった金子みすゞ。約20年前に全512編の詩集が発見され、多くのみすゞファン、童謡ファンを喜びにわかせた。
今回は、女優若村麻由美がNHKラジオ特番で朗読した全作品に、西村直記の音楽をのせて収録。
みすゞ発掘者の矢崎節夫先生による解説、中島潔さん表紙イラスト、金子みすゞに関わる著名人によるエッセイ集(石井ふく子さん、片岡鶴太郎さん、小林綾子さん、智之花親方をはじめとする各分野の著名人8名)や実の娘のふさえさんによる寄稿や年譜等の豪華解説冊子を付けて、CD10巻セットで発売します

金子みすゞの世界
大正5年に26歳で亡くなった童謡詩人、金子みすゞの再評価が著しい。彼女が残した詩に西村直記が曲をつけ、ピアノ伴奏で凛の会と杉並児童合唱団が歌っている。日本人が捨ててしまった慎ましい日常の光景の内にあった美しい物語が歌われている。

朗読 日本詩歌全集
このCD全集は昭和44年〜47年に発売した朗読 日本詩歌集に新たに金子みすずを加え、CD6枚組みとして制作したものです。 *金子みすず以外の解説は、当時のままの原稿を使用しておりますので、予めご了承ください。尚、詩の一部に不適切な表現がありますが、文学作品ですので、そのまま収録されております。

宮沢賢治関連

林 洋子 宮沢賢治ひとりがたり 1・2・3
「林洋子 宮沢賢治ひとりがたり1」(アイリッシュ・ハープと語り)
宮沢賢治の代表作「雨ニモマケズ」、広く親しまれている短編童話「やまなし」、自然の営みと自らの存在を見つめる「よだかの星」を収録。

 

朗読 日本童話名作選 「でんでんむしのかなしみ」
胸にしみいる話を、心に温かい声でお届けします。
日本童話の傑作・全48話を「朗読」で収録した全集が完成しました!

朗読 日本詩歌全集
このCD全集は昭和44年〜47年に発売した朗読 日本詩歌集に新たに金子みすずを加え、CD6枚組みとして制作したものです。
石川啄木(山本學)北原白秋(水島弘)島崎藤村(高橋悦史)室生犀星(波瀬満子)三好達治(日下武史)与謝野晶子(岸田今日子)中原中也(渡辺美佐子)宮沢賢治(木村功)佐藤春夫(浜畑賢吉)斉藤茂吉(日下武史)荻原朔太郎(波瀬満子)高村光太郎(西沢利明)金子みすず(小林綾子) ()カッコ内は朗読者です CD6枚組

心の本棚 銀河鉄道の夜
「雨ニモマケズ」「セロ弾きのゴーシュ」「風の又三郎」等と並ぶ宮沢賢治の代表作「銀河鉄道の夜」の朗読です。愛すると友と何処までも一緒に行きたいと想いながら,願いがかなえられずにもどってくる少年の物語は幻想的で美しく描かれている。没後70年がたった現在,益々賢治の評価が高まっている

心の本棚 愛誦したい日本の名詩
〜詩との出会いは“心との出会い”〜 『夢』と『挫折』を繰り返しながら足早に過ぎ去って行く青春時代。そして時代の現実に向き合いながら作られた詩人の感性と魂…誰もが一度は読んだことのある心を揺さぶる詩。このCDでは愛誦したい有名な近代・現代詩を集めました。

中勘助・銀の匙(朗読:加藤剛)
漱石を驚嘆させた名作!
夏目漱石の教え子であった中勘助が自らの少年期を生き生きと綴った物語。
子供特有の繊細さを脚色のない描写と、独特の比喩で織り上げた物語に、素直で嫌みなく響きの良い文章に、漱石は驚嘆し、絶賛した。
その永く読み継がれてきた作品を、名優・加藤剛が優しく穏やかに、そして軽やかに朗読。
聴くにつれ、かつて見た懐かしい風景がありありと思い描かれ、少年の清らかな感性に胸の奥が熱くなります。

CD 鬼平犯科帳(朗読:古今亭志ん朝)
「文春カセットライブラリー・鬼平犯科帳」(文藝春秋刊)として発売後、惜しまれつつも絶版となっていた、あの伝説の”古今亭志ん朝”版・鬼平犯科帳が、ついにCD化で完全復刻いたしました!
生粋の江戸っ子二人による、この奇跡ともいえるコラボーションは、時代小説の決定版・あの「鬼平犯科帳」の朗読作品によって実現致しました!
語りは、聴くものを想像の世界へと誘い、朗読ならではの醍醐味を存分に味わい愉ませてくれることでしょう。世代を問わずして、今静かなブームを呼んでいる朗読の世界をこの一枚から覗いてみてはいかがでしょうか

吟詠〜さだまさしの詩〜 朗読 大竹しのぶ
朗読 大竹しのぶ
大竹しのぶによる新しい“さだワールド”
「雨やどり」、「防人の詩」、「風に立つライオン」といった誰もが知るヒット曲だけでなく、オリジナルアルバムに収録された隠れた名曲を含め、言葉が際立つ作品を厳選して32篇収録。随所にその歌のメロディーもBGMとして盛り上げてくれます。時にロマンティック、時にドラマティック、また時にシリアス…さだまさしの歌詞はまるで一冊の本のよう。この素晴らしい歌詞を類まれなる表現者 大竹しのぶが詩として朗読します。個人的にもさだまさしと親交の深い大竹しのぶの豊かな表現力と優しさと強さを併せ持った声が「命」「時間」「心」をテーマにしたさだまさしの世界をさらに深め拡げます。

百人一首〜恋の歌〜 (2枚組)
“日本人のこころ”が刻まれた
「百人一首」の世界を音楽とともにお届けします。
「今の心で読む『百人一首』」
加賀美幸子
『百人一首』『小倉百人一首』は、7世紀半ば「大化の改新」のころから13世紀初頭の「承久の乱」のころまでに作られた、まさに王朝時代の和歌を王朝時代末期を生きた藤原定家が選び、編んだアンソロジーです。
その後、今にいたるまで、時代を超えて多くの人々に親しまれてきた『百人一首』
…昔を振り返るというより、今の時代「どう読み、どう捉え、どう味わうか」…日本語の響き、豊かさ、一首一首の歌の力によって、私たちは新たに突き動かされます。
年齢も道のりも違う私たちが、どの歌に共感し、どう読み取るか…恋の歌が多い『百人一首』ですが、そこには作者ひとりひとりの生き方がにじみ、溢れ、今に続く「生き方の鍵」を知らせてくれるのです。(後略)

《洋楽編》の楽曲について
森本恭正
 今回、縁あって―『百人一首』恋の歌―の企画に参加させて戴き、二枚組CDとしてここに納められた歌の半数、25首に付曲することになった。選曲にあたっては、歌の意味や語感に留意しつつ、私が、その四半世紀に渡る渡欧中に作曲した作品から厳選し、さらに吟味を重ねてそれら作品の一部を使った。ヨーロッパでルネサンスが勃興しはじめた13世紀前半、藤原定家によって編まれたとされる小倉百人一首と、私の音楽にもし関連があるとすれば、それは、最後の1曲を除いて巧みにバロック以後(17世紀以降)の音使いを避けていることだろうか。(後略)

―『百人一首』恋の歌―
その企画意図と音楽について
公益財団法人日本伝統文化振興財団
藤本草
 このアルバム―『百人一首』恋の歌―は、古(いにしえ)の和歌に詠われた人が人を恋い慕う思い、その切なく哀しい言葉に、音楽を寄り添わせたらどのような作品になるのだろうか…、というアイディアから誕生しました。
 洋楽器のトーンとメロディによって、歌人の魂を繊細な絹織物に包むようにその心象風景が描かれたCD第一巻。そして、現代から遥かな時を隔てた中世の、雅(みやび)な宮廷で和歌が詠まれたその瞬間を見詰める眼差しのように、日本古来の伝統音楽の調べが歌人のことばを彩るCD第二巻。
 そのいずれも、今も変わらない移ろいやすい恋心が、まるで影絵のような音楽の濃淡と揺らぎによって表現されています。(後略)


藤沢周平 傑作選
江戸の情景が目の前に活き活きと浮かび上がる、それが朗読。
藤沢文学の魅力が際立つ珠玉の14篇。心にしみる朗読で贈る、聴く傑作選。映画の原案となった「たそがれ清兵衛」や「祝い人助八」をはじめとした名作を厳選。倍賞千恵子、すまけい、奈良岡朋子、柳家小三治など、作品にふさわしい郎読者を揃えてCD全集化しました。登場人物や情景が目の前に活き活きと浮かび胸に迫る、聴く感動は朗読でしか味わえない世界です。



イタコ 中村タケ
平成25年度(第68回)文化庁芸術祭(レコード部門)優秀賞
有り難い 一心
昔ながらの伝統を守って巫業を行う最後の世代
1932年生まれ 青森県八戸市在住
イタコ 中村タケ
「オシラ遊ばせ」「口寄せ」「呪い(まじない)」など中村タケが記憶する61の唱えごとを収録した音響映像と音声の記録集です。
すべての唱えごとを文字起こしした解説書付き。
ここに、青森県八戸市南郷区存在のイタコ、中村タケさん(1932年生まれ)の持つ唱えごと音響映像(音声と映像)に解説書を添えた、記録集『イタコ 中村タケ』を お届けさせていただきます。伝統的な修行を経て、長年に亘ってイタコ所業を日常的に行っている数少ないひとり、中村タケさんが記憶・伝承する61の唱えごとを収録しています。
(中略)
「声の力」とういうものに魅せられて、長年、音楽や伝統芸能の分野で数多くの「声の音楽」の記録・保全に携わってきた者たちがチームを作り、ひとりのイタコ、中村タケさんに的を絞って、タケさんが記憶・伝承する唱えごとの全てを音響映像によって記録しようとしたのが、この記録集です。
(中略)
本集では、そのような一貫した儀礼は無論のこと、儀礼を構成する個々の唱えごとをも、音響映像という見える形で、謂わば「生きたかたち」として収録していますので、イタコの唱えの有り様の全容が、一目瞭然にお解りいただけるものと考えています。
(中略)
本記録集が、これからのイタコ研究のみならず、伝統芸能や音楽史・文化史の分野で少しでもお役に立ち得れば、望外の幸せです。
発刊にあたって 中山一郎 2013年10月記(イタコ 中村タケを記録する会代表)より
■企画・構成・監修/中山一郎
編者
小島美子(国立歴史民俗博物館名誉教授/日本音楽史)
KojimaTomiko
薦田 治子(武蔵野音楽大学音楽学部教授/日本音楽史・琵琶楽)
Komoda Haruko
沢井邦之(イタコ研究者/情報通信学 故人)
SawaiKuniyuki
角美弥子(北海道教育大学特任准教授/文化政策・文化財政策)
SumiMiyako
中山一郎(元大阪芸術大学芸術学部教授/音楽音響学・映像民俗学)
NakayamaIchiro
解説と詞章
第1章 はじめにーイタコの商売ー
第2章 《オシラ遊ばせ》
第3章 《口寄せ》
第4章 《マジナイ》と《ウラナイ》
第5章 その他
【寄稿一】死者との再会
山折哲雄(国際日本文化研究センター名誉教授/宗教学)
【寄稿二】消えゆく文化の記録を今こそ!ー『イタコ中村タケ』の公刊に寄せてー
佐々木宏幹(駒沢大学名誉教授/宗教人類学・文化人類学)
【寄稿三】日本人のゆたかな精神世界の記録
小島美子(国立歴史民俗博物館名誉教授/日本音楽史) 発行:イタコ中村タケを記録する会(代表中山一郎)

小沢 昭一 「唐来参和」
【追悼企画】 俳優・小沢昭一の真骨頂! 伝説の一人芝居を記録した貴重な映像を初DVD化
全国津々浦々、660回の旅公演・・・
俳優・小沢昭一が“引退興行”と称して、18年演じた一人芝居を初DVD化。
1988年2月26日、新宿・紀伊國屋ホールにて収録。
酒に酔うと他人の意見の逆を行く癖があるばかりに、御高家吉良家の用人から妻を吉原の女郎に身売りして長崎じぇ蘭学修行→浮世絵の腕のたつ印刷職人→黄表紙の洒落本作家(戯作者)唐来参和として名を成すが、女郎の年期の明けた恋女房との祝言の席上、酔った挙句の口論から忽ちその場で女房を吉原裏通りの小見世に叩き売って、その足で女郎屋の婿養子となる。すべての行動の原理が“損得”どころか、酒に酔うと他人の意見の逆を、逆をと行く反対癖。
あべこべ・ひっくり返し・逆立ち。とにかく逆の方向へ行ってしまい自分の気持ちがどういう仕掛けになっているのか自分でも分からず数奇な運命を辿る男と女の物語。

唐来三和 とは
2012年12月10日に惜しくもこの世を去った、俳優・小沢昭一が、“引退興行”と称して、1982年からの18年間にわたって演じ続けた一人芝居。原作は、井上ひさし氏の「戯作者銘々伝」。
公演数は全660回に及び、そのすべてを一人で演じきった。

一瞬も見逃せない教科書
いとうせいこう (作家・クリエーター)

名優にして俳人、また稀代のラジオパーソナリティでもあった小沢昭一は1982年、自分一人だけが座員である「しゃぼん玉座」を設立。そして、その年からいきなり“引退公演”を始め、その後、なんと18年間の長きにわたって一人芝居を演じ続けた。
 右の記述を簡単に読み飛ばしてもらっては困る。座員がたった一人? 設立直後に引退公演? なのに18年? この反骨、ユーモア、いかがわしさ、潔さのすべてに小沢昭一
の生き方が反映しているのだから。
 演目は盟友の井上ひさし「戯作者銘々伝」から『唐来参和』。江戸の戯作家・参和のまさに“反骨、ユーモア、いかがわしさ、潔さ”に満ちた人生を一人語りで描いた作品である。
 当然素直には始まらない。第一部はいきなり小沢のフリートークである。時事ネタなど縦横にはさみながら、しかしこれが聞かせる。名人芸である。つまりは落語の枕のもじりなのだが、笑わせる感心させる考えさせる、そして何より語り手を好きにさせる。するすると客の心に入っていって愛されてしまう。
 芸人というものの根本がここにある。とうてい私などには真似出来ないが、しかし片鱗だけでも身につけたいと願う。まず第一に、かわいらしい。と同時に自由な発言をする。観客とは別の世界で生きているのだとわからせる。だから客は知らぬ間に憧れてしまう。
 客をつかみきっておいて、小沢昭一はまたするすると第二部に入る。まさかと思う人物設定である。それまでの語り手は役の中に移動し、ある意味で客を突き放す。好きな人につれなくされた一瞬の不安と共に、客は小沢の世界を追いかけざるを得ない。そこに第一部でのフリートークで知った江戸時代の知識がじわじわ効いてくる。
 これをよくDVD化してくれたものだと思う。名人たちの芸は古来よりどのような構造を持ち、どのような手練手管で実行されてきたかの、これは一瞬も見逃せない教科書である。
 だから芸人はみな観なければならない。
 そして観客も名人とはこのレベルなのだと知っておかなければ、芸人を育てられない。よい芸を楽しめない。
 いや、俺も芸人のはしくれだから、買い占めて誰にも観せない方がいいのかもしれない。

唐来参和について考える
矢野誠一

小沢昭一畢生の代表作『唐来参和』だが、これも「ひとり芝居」という通常のカテゴリーに組入れてしまっていいのだろうか。告別式で弔辞を述べた加藤秀俊は、前人未到というより未踏の成果をあげた小沢昭一の放浪藝研究を、社会学でも、民俗学でも、藝能学でもない、小沢学だと規定したのだが、その伝で言うなら『唐来参和』は、「ひとり芝居」というより「小沢芝居」そのものだった。 (中略) 幼い頃から慣れ親しんできた落語、講談、浪花節に加えて、萬歳、浄瑠璃、説教節から紙芝居やからくり、大道香具師の口上にいたる、ありとあらゆるこの国の話藝を内蔵した、小沢昭一の役者的教養に裏打ちされたものなのだ。 そして、「小沢芝居」に実った『唐来参和』の成果を観ることなく旅立った、早野寿郎のかげも見出すことができる。

ごあいさつ  小沢昭一 (公演パンフレットより再録)
(前略) 世に停年というものがありまして、肉体的、精神的、あるいは社会的にヒトのシゴトに限度ありと決めているようです。ちかごろはその限度も延長になってりしてもおりますが……。
私、もう、その年齢であります。いえ、私共のシゴトに停年なんてございません。停年どころか、役者に年齢なんてないよ、という方も沢山いらっしゃいまして、なるほど、なかにはバケモノという特例もないことはないのですが、私は、そういうふうに考えたり意気ごんだりするのがニガテで、「ヒトは年齢だけのもの」と思い定めるタチなんであります。むしろ、停年のない稼業なればこそ、「停年」を静かに、しかと受けとめたいのであります。
こんなふうに申しあげますと、バカに私がショボクレテルようにお思いかもしれませんが、実は、このところ気力充実、元気旺盛。さぁ、どう、円熟、枯淡とは反対の、しかも出来ることなら一道貫徹しない人生を送ろうかと意欲満々なんでありますね。
しかも舞台(しごと)の方は、自分で言うのもなんですが、エンディングがかかっているせいか、若い時と違って気合いが入っております。もっとも、肩の力だけは、もうそろそろ抜けたらなあと思っておりますが……。
お客さまの、御ひいき、お引き立てには、ほんとうに、涙とともに御礼申しあげます。

小沢昭一の二つの冒險  井上ひさし (公演パンフレットより再録)
(前略)
演出の長与孝子さんは演劇界では新人だけれど、ラジオドラマの世界では知らぬ人のない大立者である。安部公房さんがまだ新人作家のころ、いちはやくその才能を見抜いて、彼に連続ラジオドラマを依頼した。私はそのドラマを聞いて育ったうちの一人である。このように長与孝子さんは才能を掘り起こす才能に恵まれた演出家で、小沢昭一さんも無名時代から彼女と仕事をしている。フランキー堺、(作者としての)小野田勇、露口茂、藤村有弘……、みな然り。私もまたその末席を汚がす。小沢昭一さんは、そこで今回、彼女の舞台演出家としての才能を掘り出す方に回った。小説をそのまま舞台にのせるという冒険、そして新しい舞台演出家を世に出そうという冒険、この二つの冒険に小沢昭一さんが成功しますように。

あら、私困った……  長与孝子 (公演パンフレットより再録)
(前略)
今度舞台化された、この「唐来参和」と云う作品は、井上ひさし氏著「戯作者銘々伝」(中央公論)の中の一篇ですが、四年前にラジオで放送し、この時初めて唐来参和と云う作家の存在を知りました。パロディを得意とする、いやパロディだけしか書かなかった作家で、いかにも井上さん好みの、奇想天外な虚構性と、発想の滑稽さには、目を見張らされました。そして、この参和の性癖を推理し、それを要として一つの逆転劇を創出したこの井上作品は、そのあまりにも巧みな物語構成が、読み返す度に私を新たな興奮にひきこむのです。参和の女房「お信」の一人語りで進められるこの小説を、ラジオでも演じられた小沢昭一氏が、そのままの形で舞台化されたわけですが、一人芝居と云うより一人舞台と云った方がいいような、小沢さんの多彩な芸に接して、私は又々目を見張らされています。小沢さんの芸については、一寸やそっとで書き尽せるものではありませんが、話芸の名手と云われる小沢さんには、一種特有のリズムがあるように思います。所謂、西洋音楽にみられる計算可能なリズムではなく、独特のリズムなのです。今回は、江戸吉原の言葉や、黄表紙についての資料と云ったものを、「札」とか「スライド」の形でとり入れましたが、それを巧みに生かし乍ら、抒情に流れず、独特のリズムを作ってゆく小沢さんの話芸に、日々新たな発見を見出すのです。そう云う次第で、井上さんに触発され、小沢さんに教えられ、スタッフの人々の助力に支えられて出来上がったこの舞台なのです。


DVD 白川静の世界
あらゆる世代に伝えたい白川静の学問と生涯!
三千年をさかのぼる漢字の起源をつまびらかにし、東洋の精神を探り続けた偉業の研究者、白川静──。
その生涯と業績を紹介し、遺された講話を盛り込みながら漢字の生い立ちと構造を探るとともに、「祭り」によって日中の文化的類似性も明らかにした初めての映像版「白川静の世界」。最新刊のDVDシリーズ。
世も変り、時代の風尚も異なって、今では私の試みたような学問領域に遊ぶ人は、意外に少ないようである。東洋の問題を考え、わが国の将来の文化、また国語の将来を考える上に、この学問領域はことに重要な分野であるはずである。――白川静
(平凡社刊『回思九十年 私の履歴書』より)
「白川静」は奇人である。私以上に奇人である。白川静は詩人である。人麻呂の如く詩人である。白川静と言えば、「漢字」であるが、私は先生の『詩経』の訳に、甘く哀しく切ないものを感じる。学者である以前に先生は日本の叙情詩人である、と私は思う。それが「白川 学」を美しいものにしている。――梅原猛
※この商品は、平成16年に発売されたビデオ「白川静の世界 全三巻」をDVD化したものです。

プロフィール

加賀美幸子(かがみ・さちこ)
朗読

 昭和38年NHKに入局。夜7時のテレビニュースをはじめ、大河ドラマやドキュメンタリー番組のナレーション、インタビューや司会、朗読など幅広く活躍。特に古典は「百人一首」をはじめ、「源氏物語」「平家物語」「枕草子」「徒然草」「紫式部日記」「和泉式部日記」「更科日記」「古事記」「万葉集」「宇治拾遺物語」他を、放送にて原文朗読。また、「NHK全国短歌大会」「列島縦断短歌・俳句スペシャル」は、約20年にわたり担当し、現在もテレビ、ラジオ、講演などで活躍中。
 著書に、『こころを動かす言葉』(幻冬舎文庫)、『ことばの心・言葉の力』(小学館文庫)他。朗読CDに、『聞いて味わう「平家物語」の世界』(NHKサービスセンター)、『源氏絵物語』(ソフトバンククリエイティブ)他がある。